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【売却基礎知識】家は早く売るべき?!押さえておきたいポイント
前回の記事でも説明しましたが、家は売りに出してから、
買主が見つかるまで早くても3か月はかかるケースが殆どです。
早く売ることのメリットや押さえておきたいポイントを見ていきましょう。
目次

家を早く売るためのポイント
家を売りに出したら、なるべく早く売れるようにすることで、
固定資産税などの節税になったり、築年数がかさんでしまって価値が下がることなく売れるので高く売れます。
また、家を売って住宅ローンの返済や新居の購入費に充てたい人は、
早く売れないとローン返済も新居の購入もできません。
家を早く売るためには何が必要なんや?!( ⓛ ω ⓛ *)
では、家を早く売るためのポイントを一つご紹介します
それは不動産の “適切な売却相場“ を把握しておくことです。
もちろん、高く売れることに越したことはないですが、相場からかけ離れた値段設定すると売れ残り物件となりかねません。
適切な販売価格?( ˘•ω•˘ )
適切な販売価格とは相場に見合った3か月程度で売れる家を指します。
相場は自宅の立地、築年数、広さや設備等の条件決まります。
それは不動産会社の査定価格や実際の売買取引価格を参考にしたり、インターネットの情報を参考に知ることができます。
不動産査定で注意すべきことと査定の方法
家を早く売るには、適切な売却相場を把握することと述べましたが、
一番手っ取り早く相場を把握する方法として「 不動産会社の査定 」がおすすめです。
不動産会社に査定を依頼することで、査定に来る不動産会社がどういう会社かどうか知ることができ、最終的にどこが自分の家の売却を任せられるか判断材料にもなります。
まずは査定で不動産会社と相場を見極めるんやな(⊙_(⊙_⊙)_⊙)キラーン
ただし、不動産会社の査定は、古着や古本を売るときの査定と少し違うので、
よく理解した上で、依頼することをおすすめします。
不動産売却における査定額とは、直近でその不動産が売れるであろう価格を周辺の事例や経験に基づいて算出した金額のことです。
古着や古本等の査定の場合だと、提示された金額通りに売却できますが、
不動産の場合は、査定額通りに売れるとは限りません。
実際、複数社で査定を受けると500万円以上差額が出ることも多いです。
500万円も?!(゜-゜)
査定額に差があると、どの査定額が相場に沿った価格なのか分からなくなりますよね。
ここで注意したいのは、「高い査定額」に惑わされないことです。
まず、不動産の査定には2種類の方法があります。
①机上査定
机上査定とは、取引事例や成約事例、登記簿謄本など実際に訪問はせずに不動産業者が所有する“データや書類のみ”を参考に査定額を算出する方法です。
不動産会社に直接電話で依頼するか、一括査定といってインターネットで複数社に一斉に依頼する方法です。
早ければ当日中に査定結果を知ることができます。
時間も手間もかからず、査定を受けることができますが、不動産会社は実際に現地を確認しているわけではないので、査定の精度は低く、複数社に依頼した時に査定額に差が生じやすいです。
②訪問査定
訪問査定では、机上査定に加えて、不動産会社の担当者が実際に現地に訪問した上で、査定を行い、査定額を提示します。
訪問スケジュールの調整や立ち合いの必要があるので、査定額を知るのに時間と手間がかかりますが、実際のロケーションやお部屋の中の壁や床、設備の劣化状況などを見て判断されるので、査定の精度は高いです。
さらに、その不動産会社についての説明や査定額の根拠など、対面で話を聞くことができるので、自分の目で任せられる不動産会社を見極めることができます。
家を売ることがもう決まっているのであれば、机上査定はせずに訪問査定から受けた方が話が早く進みます。
もし、査定を受けて、他社の査定額や相場よりも明らかに高い査定額を提示された場合は、「査定額の根拠」に注目しましょう。
根拠なく査定額が高い場合は、不動産会社に言われるがままの査定額で売り出しても売れ残ってしまい、価格を下げなければならず、査定額よりも実際の売却価格は低くなります。
値下げを繰り返すことは、時間も無駄になりますし、買主側にも「もうちょっと待てばまた値下げするかも」といい印象を与えません。
査定額が高いところに任せれば高く売れる訳ではないんやな_〆(´o` )メモシトコ
(´◉◞౪◟◉)契約とるために高い査定額提示してくるとこもあるみたいやから気ぃつけや
物件に合った信頼できる不動産会社選びのために、複数社からの査定額と根拠を比較することをおすすめします。
手っ取り早く売ってしまいたいなら買取?
ここまで、適切な売却相場を把握する重要性と不動産査定の種類を述べてきましたが、
不動産の売却方法には、
■査定~売り出し~売却まで不動産会社に買主との仲介をしてもらい売却する「仲介」
■不動産会社が直接買い取る「買取」
の2つの方法があります。
買取で売却した場合、最短で“1週間~1か月”で売却し、現金化が可能です。
え…!じゃあ買取が1番ええやん(ー_ー)!!
時間や手間はかかりませんが、不動産会社に買取を依頼した場合、
仲介での販売価格と比べると売却価格が低くなります。
一般的に不動産会社は買取後、リフォームやリノベーション、建て直しを行い、
再販して利益を出します。
リフォームなどの費用と約1割の利益が出ることを目安に買取価格を決定します。
ですので、リフォームなどの費用が少なくなれば安く仕入れる必要がないため、
高く買い取ってもらいやすくなります。
仲介に比べてどれくらい安くなるんや?(゜-゜)
仲介で売却できる価格と比べると“約2~3割安い価格”で取引されることが一般的です。
築浅で綺麗な状態だとそれ以上で買取して貰えたり、
逆に老築化が激しかったり事故物件だとかなり安い価格での買取になります。
また、買取の場合は、家を売却することを周囲に知られにくく、売却後に何か家に欠陥が見つかったとしても責任を負う必要がありません。
売却費用がいらないので手持ち資金も必要ありません。
相場よりも価格が下がっても、「早く現金化したい」「近所に知られたくない」
「手間や資金をかけたくない」場合は、買取をおすすめします。